とあることをきっかけに、2013年の春先、結婚を考えていた彼女と別ました。
そして俺はゴールデンウィークに帰省し、山女である母に頼んだんですね、
「山に連れて行ってくれ」
母が選んだ場所は奥多摩。
奥多摩駅から鋸山、大岳山、御岳山と縦走です。
尾根歩きで半日で終わる行程にせよ、
未経験者をいきなり連れて行くルートではありません笑 さすが山女です。
未経験者をいきなり連れて行くルートではありません笑 さすが山女です。
ヘッドランプ、雨具だけは新しく購入し、他の装備はあり合わせでいざ出発。
5時間ほどで終わる行程でしたが、いきなりの長い階段、
急な下りに登り返し、そして鎖場となかなか楽しめます。腹もたるみ、運動不足な身体にはとても堪えました。
ただ、終着点である御岳山に着いた時、なんとも言えないすがすがしさがそこにはありました。
ひたすら歩き続けるだけ、疲れるだけなのに何が楽しいんだ、と山にハマっていく母を尻目に俺は感じたものです。
しかし山頂に着いた時、仕事に追われ疲れ汚れていたものが、キレイさっぱり洗われた気分でした。
また明日から頑張ろう、当時私は相当気持ちがまいっていましたが、そう思えたのです。
山の魅力に触れた瞬間でした。こうして山に登り始めることになるのでした。
(追記 2013年6月9日)
無事、登山靴を購入。スカルパのミラージュ。
どこまで山をやり続けるかわからなかったので、どこでも行けるものにしました。
山道具はなかなかの出費ですが、最悪命に関わるので出費は惜しめません!
「疲れるだけなのに何が楽しいんだ」私も、山を始める前は本気でそう思っていました。私の辞書に「登山」と「マラソン」はないって。人生わからないものです。
返信削除コメントありがとうございます。多くの人に、なぜ山に登るのか、問われることが多々ありますが、皆この疑問があるのでしょう。常に新しいことを試し、挑戦するような生き方をしていきたいものです。
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