つい先程、軽い二日酔いで目を覚ました。
昨晩は、月一回の山岳会の集まりの後、
行きつけの居酒屋で皆と遅くまで飲んでいた。
この集まりは、私にとって一つの心の支えと言っても過言ではない。
一つの共通の意識がある仲間と、一緒に時間を過ごせるというのは、
この歳になると中々多くない。
普段はあまり飲まないが、こういう日は自然と酒の量も多くなる。
その中に一人、この八月末にマッターホルンに登頂したIさんがいた。
話を聞き、より話が現実味を帯びてくる。
フライトチケット 八万円
ガイド代 十五万円
ホテル滞在費 十一万円(十一日間)
その他諸々含めて、全体で五十万弱。
この金額と休みが取れれば、
マッターホルンに登れるのだ。
今行かずに、いつ行くのか。
先日、会社の先輩N氏に、
なぜそこまで趣味に労力を費やすのか、命をかけるのか、
全く理解できない、と言われ、寂しくなった。
そう言われたことに対してではない。
社内でもかなり親しい先輩で、個人的に尊敬していただけに、
その点に関しては分かり合えないと理解してしまったからだ。
N先輩の生き方を否定するつもりはない。
ただ、次の山を考え、想像してしまった時の、
腹の底から沸き上がってくる形容し難い衝動を憶えてしまうと、
もう離れられないのだ。
私にはこういう生き方しか出来ない。
自分が好きなことしてるんだからいいじゃん!誰の人生でもなく自分の人生なんだからさぁ。。。自分がよければいいんだよ(笑)
返信削除N先輩、もしかして羨ましかったのかもよ!
SHIAWASEさん
削除コメントありがとうございます。そうなんですよね、私の人生ですし、やりたいように生きます!
行くしかないでしょ。
返信削除チャンスは自分で掴みとらねば。
ISHIGAMI さん
削除コメントありがとうございます。
そうですね、自分でやらねば何も変わりません。